分譲マンションの屋外階段は、住民の安全を守るために定期的なメンテナンスが欠かせません。今回は、愛知県のマンション管理組合様からご依頼いただいた、屋外階段のノンスリップ塗装工事についてご紹介します。こちらの階段は、雨天時に濡れた階段が滑りやすいと、居住者の方か不安の声が上がっておりました。万が一の事故が起こらないように、事前の対策としてノンスリップ塗装を施工させていただきました。
高圧洗浄
まずは、階段全体の洗浄作業からスタートします。高圧洗浄機を使用して、汚れや古い塗膜をしっかりと除去します。これにより、次の工程での塗料の密着性が向上します。

サンディング
次に、階段の表面を古い塗膜をサンディングします。弊社は塗装の下地処理を重要視しております。なぜなら、古い塗膜の上から再塗装をするだけでは、下の塗膜が劣化と共に剥がれてしまっては根本解決にはならないからです。この工程を丁寧に行うことで、新しい塗膜がしっかり密着するようになります。サンディングは、劣化が激しい部分、重歩行部分、滑りやすい場所を重点に行います。

プライマー塗布
サンディング後には、プライマーを塗布します。プライマーは、防水ウレタンの下地塗りですので、この工程を丁寧に行うことで、経年による剥離の防止が期待できます。

ウレタン防水処理
プライマー塗布が完了した後、ウレタン防水処理をします。佐官コテを用いて平滑に仕上げることで、ノンスリップ塗装の際にムラができず、見た目も美しくなります。

ノンスリップ塗装×2回
最後に、硅砂入りのノンスリップ塗料を2回塗装します。1回目の塗装が乾燥した後、2回目の塗装を行うことで、塗膜の厚みを確保し、耐久性を向上させます。ノンスリップ塗装は、滑り止め効果が高く、雨の日や冬季の凍結時でも安全に使用することができます。塗装箇所を養生し、完全に乾燥したら完了です。


まとめ
以上が、屋外螺旋階段のノンスリップ塗装工事の一連の流れです。弊社は、愛知県内の多くのマンション管理組合様からのご依頼を受け、これからも居住者様の安全で快適な環境を提供するために努めていきます。